2024.08.25

家の防音対策とは?

西河原12モデルハウス居室

住宅を建てる際、防音対策というのも気になるポイントの一つではないでしょうか。音は一度気になり始めるとだんだんとストレスが溜まっていきますし、毎日のことになると耳から離れなくなってしまうこともあります。

騒音に悩まされることのないリラックスした生活を送るために、今回は騒音の種類とそれぞれの対策についてお話をします。

西河原12モデルハウス居室

 

■騒音の種類

まず騒音の種類としては、「空気を伝わってくる音」「物質を伝わってくる音」「空気と物質を伝わってくる音」があります。

 

空気を伝わってくる音とは、例えば家の前を走る車の音や近隣からの話し声です。

次に、物質を伝わってくる音とは、マンションなどの上の階からの物音や配管から伝わる音、そして空気と物質を伝わってくる音は、工事現場からの騒音のような音と振動がミックスした音が分かりやすいかと思います。

 

それぞれに必要な防音の対策は異なりますので、窓だけを防音にしても、音については効果的でも振動については効果が望めないということが起こります。

 

■防音対策

では、それぞれどのように対策を行っていけばいいのでしょうか。

「窓」「壁」に別けて、防音対策を具体的にご紹介します。

 

・窓の防音対策

窓で防音効果を高めるためには、騒音による振動を熱に換え、音の波長を抑える「防音ガラス」や、窓の内側にさらに窓を設けた防音効果の高い「二重サッシ」が対策として挙げられます。他にも、遮音効果の高いカーテンを窓に取りつける、防音フィルムを窓に貼り付けるといったような簡単にできる対策もあります。

 

・壁の防音対策

本来、壁には厚みがあるため外部からの音はそれほど気にならないはずです。壁の音の原因としては換気口のような開口部からのものでしょう。

壁自体の防音対策としては建築途中に遮音効果のある下地パネルを使用し対策をすることができます。建築後の場合、壁に沿って家具を配置すると遮音効果を高めることができますし、防音パネルを設置するという方法もあります。また、開口部からの防音対策としては、防音効果のある「防音換気口」が効果的です。

 

これらの防音対策だけでなく、吸音対策を行うということも視野にいれてもいいかもしれません。音の性質に合わせた吸音性の高い内装材を使うことも、対策としては効果的なため選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。

 

■まとめ

これまで、どのように防音をしていくかをお話してきましたが、静かな暮らしを実現するためには、複数の観点で防音対策をする必要があります。

住宅を建ててしまってからでは、対策の手段が減ってしまうので、建設時から防音・遮音を考えて、ストレスの少ない暮らしを作っていってはいかがでしょうか。

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