2024.09.26

分譲住宅の場所選びのポイント

分譲住宅の中でも、大規模な分譲住宅は家の場所によって「環境の違い」があります。

大規模な分譲地で住宅選びをするときには、広さや価格だけでなく、家がある場所に何かネックがあるかどうかについても知っておく必要があります。

■一番手前の家について

分譲住宅地の場合、一番手前の家に住むと以下のようなことがあります。

 

・ゴミ置き場が近い場合がある

・騒音がする場合がある

・そのため、価格が安いことがある

 

もっとも注意するべきは、一番手前の家はゴミ置き場が近いことがある点です。ゴミ置き場が家の目の前にあれば、ゴミ出しの日のたびにゴミが積み重なり、臭いが気になることもあります。また、ゴミ出し日が終わるたびにネットを上げ下げする必要があったり、汚れていたら掃除をしなくてはならないかもしれません。

 

さらに、道路に面している場合などは、車やバイクの音が室内に入ってくることもあります。これらの理由から、一番手前の家は価格が安いというケースも見受けられます。

 

もちろん、全てがそういったケースに当てはまるということはありませんが、事前に確認をしておくことで、購入後に困ることを防げます。

 

■一番奥の家について

一方、一番奥の家は以下のような環境であることが多いです。

 

・静かな環境であることが多い

・駐車が大変な場合がある

・価格が上がるケースもある

 

一番奥にあるため、道路からは遠ざかり静かな環境であることが多いです。

 

ただ、たとえば小路の一番奥に家がある場合などは、車をバックで駐車しなければいけないこともあります。その場合は、小路に入るときにバックで入れなければいけないので、家に駐車するのがなかなか難しいこともありますし、他の家の方が駐車をしようとしている際に待つ必要なども出てきます。

 

一番手前の家とは逆で、静かな環境ということもあり価格が少し高くなるケースもあります。

 

■場所選びで重要なこと

上記の点を踏まえて、分譲住宅の場所選びで重要なことは以下の3点になります。

 

・価格優先か環境優先か

・下見を入念に行う

・価格の理由を聞く

 

まずは、自分の中で価格を優先するのか環境を優先するのか決めましょう。それによって前述した環境の違いが、どの程度自分に影響を及ぼすかが変わってきます。

 

また、「ゴミ置き場が近い」や「静かな環境かどうか」などは、現地を見ないとわかりません。不動産会社に確認をするのも良いですし、それでも不安な方は現地の確認をしておくと安心できるのではないでしょうか。

 

また、新築分譲住宅であれば、価格差の理由を聞くのも重要です。

価格の安い・高いには必ず理由がありますので、安心して購入するためには不動産会社に尋ねてみるのがよいでしょう。

 

■まとめ

このように、分譲住宅の場所選びは慎重に行いましょう。

「環境」は、一度、物件を購入すると変えられないものなので、間取りや価格よりも大事な要素になります。入念に現地をチェックして環境の違いを把握することが大切です。

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