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2024.08.20

戸建てに庭ってあった方が良い?庭つき物件のメリット・デメリット

住宅の購入について相談を受ける際、庭についての話は聞きます。

それでも実際に、一戸建てを購入するとき、「庭つきかどうか」で悩む人は多いです。

ここでは、庭があった方が良いのか、それとも庭はない方がいいのかの判断基準となるよう、庭つき物件のメリットとデメリットをまとめました。ぜひ参考にしてください。

 

■庭があるメリット

自宅に庭がある場合のメリットは、4つです。

 

・窓からの眺めが良くなり四季折々の姿を楽しむことができる

庭があると、庭に面した部屋からの眺めが良くなります。住宅密集地でも、四季の移り変わりを目で楽しむことができるのです。

 

・自分の好きなようにガーデニングや家庭菜園を楽しむことができる

好きな場所で好きなだけガーデニングや家庭菜園を楽しむことができます。野菜が苦手なお子さんが、野菜を自分で育てることで好き嫌いを克服した、という話もよく聞くため食育にもおすすめです。

 

・子供と遊んだりくつろいだりすることができる

自宅の中に安全なスペースをつくれるため、事故の心配なく子供と遊ぶことができます。また、ハンモックやテーブルを置いて、休日にくつろぐこともできるでしょう。

 

・友人を集めてBBQといったイベントも自宅で開催できる

友人同士の集まりから子どもの友達を招いての食事会まで、自宅でイベントを開催できるのは大きなメリットです。

 

■庭があるデメリット

庭つき物件のデメリット3つもご紹介しましょう。

 

・土地が広い分、高い

同じ3LDKの戸建てを買うとしても、庭を造る分、広い土地が必要になるので、価格は高くなります。

 

・雑草や庭木の手入れが必要

きれいな庭の維持には、手入れが必要です。外から見て手入れされていない庭は、見た目も悪いですし、空き巣などに目をつけられやすくなってしまいます。

 

手入れを怠ると、虫がたくさん発生したり、庭木がお隣の敷地に飛び出て住民トラブルになったりしてしまう可能性もあるのです。

 

・庭のプライバシーを確保するのが難しい

周囲に目隠しとなる植物などを植えられればある程度防げるものの、それでも外から見えてしまうということがあります。

よりプライバシーを重視するなら高い塀が必要ですが、塀を高くすると日当たりが悪くなってしまったり、景観を損ねてしまったりするのが問題です。

 

ただ、坪庭など、プライバシーを確保しつつ景観を楽しむことができるタイプの庭もあるため、工夫次第だといえるでしょう。

 

■まとめ

庭があると、趣味に励んだり、景色や四季を楽しんだり、子供と遊んだりと、生活を楽しむための選択肢が増えます。一方で、庭つき物件は庭の管理が必要で、価格も少々高めなことが多いです。

 

家を買うときは、どちらが自分に合っているか、よく考えてから決めましょう。

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